フリーランスエンジニアとして独立することを目指しているのであれば、会社勤めの中で実務経験を積みたいところだ。気をつけたいのが実務経験の年数で、フリーランスエンジニアとして案件を獲得するためには、基本的に3年以上の実務経験が必要となる。
案件の応募条件として3年以上の実務経験を設定しているクライアントは多く、実務経験が3年未満の段階で独立してしまうのは望ましくない。十分な実務経験がないまま独立すると、案件を獲得するのが困難になり、狙える案件の幅が狭まってしまう恐れがある。会社勤めが嫌なのでフリーランスエンジニアとして独立したいという人にとって、実務経験を積むことは苦痛に感じられるかもしれないが、ある程度の実務経験は必要なので最低3年は勤め上げてほしい。
もっとも、3年の実務経験があれば安泰というわけではなく、3年の実務経験はスタートラインに立つために必要なものだ。3年以上の実務経験という応募条件が設定されている案件の場合、10年以上の実務経験を持つ中堅クラスのエンジニアや、それ以上のベテランエンジニアが応募してくる可能性は十分にある。
ライバルが十分な実務経験を持っている場合、3年の実務経験で太刀打ちできるとは限らない。フリーランスエンジニアとして活躍するためには実力が必須なので、できる限り勉強の時間を確保し、スキルアップに励むことも必要だ。そのほか、実務経験年数が浅い場合の対策を取ることで切り抜けられることもあるので、慎重に下調べを行い行動に移すことをおすすめする。